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MSI GeForce RTX4080 16GB VENTUS 3X OC レビュー
GeForce RTX4080 搭載 オリファン OC仕様のハイエンドGPUは3スロットを占有し堂々の風格
Starfield を快適にプレイするために購入。かなり大きいVGAで電源供給コネクターは三叉の８ピン×３to12VHPWR 電源ケーブル。ケーブルレイアウトが窮屈になること必至。持て余す大きさが描画性能と熱耐性の高さをイメージさせる。最近のPCIスロットは補強されているが、右手前は幾らか下がるので付属のサポートステーを使用するか市販の支え棒などで手当てをした方が良い。
第4世代Tensorコア による AIアルゴリズム 活用による「DLSS3.0」や、第3世代RTコア による「リアルタイムレイトレーシング」対応により、最大２倍のAI、レイトレ能力を発揮する。ブーストクロックは 2,535MHz のオーバークロック仕様でシリアスゲーマーの期待に応えるハイエンドGPUだ。WQHDであれば余裕のパフォーマンスを見せる。4K60fps以上になるとRTX4090との差は広がる。ワットパフォーマンスを考えると良い選択では。RTX4090 の TDP450W は 1000W級の電源がマストになり敷居が高い。
「DLSS」「リアルタイムレイトレーシング」に関してfpsの伸びしろをRTX3070Tiでテスト しているのでご覧頂ければ幸いだ。AIがディープラーニングして専用コア使用でゲームプレイのクオリティを上げてしまうこの技術。時間が経過するほど良くなっていくというから恐れ入る。ブーストに関しては僅かでオリファンによる熱対策と強化されたストラクチャーによる安心感がこのグラボのアドバンテージだ。
| RTX3070Ti | RTX4080 | RTX4090 | |
| GPU Generation | Ampere | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
| Process | 8nm | 4nm | 4nm |
| シェーダープロセッサ | 6144 | 9728 | 16384 |
| Base Clock | 1575MHz | 2210MHz | 2235MHz |
| Boost Clock | 1770MHz | 2505MHz | 2520MHz |
| メモリ搭載量 | GDDR6X 8GB | GDDR6X 16GB | GDDR6X 24GB |
| L2キャッシュ | 4MB | 64MB | 72MB |
| メモリインターフェース | 256bit | 256bit | 384bit |
| メモリバス帯域 | 608GB/s | 716.8GB/s | 1008GB/s |
| TDP(熱設計電力) | 290W | 320W | 450W |
| PCIe補助電源 | 12ピン | 16ピン | 16ピン |
２大タイトル「Forza Motorsport」「Starfield」でRTX4080を4K環境で試してみた。Starfield は60fpsは充分にクリア。Forza Motorsport では特に「リアルタイムレイトレーシング」が印象に残る。光源からの入射、反射をリアルタイムで演算し表現する。車内への強い入射光時やナイトレースのフロントガラスへの映り込み。ダッシュ周りの陰影の付き方に次元の違う表現を可能にしている。
最近「グランツーリスモ7」のグラフィックの凄さ(リプレイ、スケープス、フォトでレイトレ対応)に驚かされ感激したが、フェンスなどで車内に影と入射光が交互に入るようなシチュエーションに関しては Forza Motorsport が自然な印象。Portal with RTX ではRTXシリーズのためのMODが使用可能でNVIDIAの2つの新技術「リアルタイムレイトレーシング」「DLSS」が存分に楽しめる。古いタイトルはフレームレートの向上、最新のタイトルは反射表現のリッチ化が見込める。
GeForce RTX™ 40シリーズにベストマッチの電源ユニットはMSI MAGシリーズ
既存の電源に繋いだ所やはりケーブルの取り回しが・・・。ネットで電源を物色するとケーブル1本で NVIDIA GeForce RTX™ 40シリーズ と繋げる電源ユニット発見。それは MSI MAG A850GL PCIE5 。
同じMSIで安心ということで即採用！ATX3.0対応、PCIe5.0対応、80 Plus Gold、 Intel PSDG に準拠した出力ポート装備。 最大２倍の Total Power Excursion と３倍の GPU Power Excursion に対応など、ミリタリーテイストを取り入れた頼もしい電源ユニット。
最も気に入った点は ネイティブ16ピンPCIeコネクタ を標準装備している点。最大600Wの電源出力に対応し黄色塗装のコネクターが不完全な接続を防止する。確かに配線がすっきりするし専用レーンからの大出力を受けられるので安心感がある。
かくして巨大グラボはインストールされたのだ。
