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アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝 レビュー

Playstationを代表する人気アクションアドベンチャーの4作目。シネマチックな演出がハマりまくりの止め時が分からないおもしろゲーム。この興奮と感動はタイムレス!
今年17年ぶりにSONY新品ハードを購入した。となれば必ずプレイしたいのがアンチャーテッドシリーズ。「インディージョーンズ的なゲームに違いない・・」との想像だけを長い間ずっと胸に抱いてきた。さて全世界で爆売れの大作は何を見せてくれるのか「PlaystationPlus」のラインナップの人気作をプレイしてみよう。

シリーズの4作目で最終章。「トレジャーコレクション」として「古代神の秘宝」との抱き合わせでPS5向けにリマスターされた本作は DualSenseワイヤレスコントローラー の機能をフル活用するために調整されており。解像度やフレームレートの向上も相まって最高のゲーム体験を提供してくれる。

まずはグラフィックの美麗さと操作性のスムーズさに唸らされる。飛ぶ、しがみつく、走るなど基本のアクションが実にストレスフリーでありカメラの追随も文句ない。プレイするキャラクターの動線が複雑であっても破綻しないこれらの美点はそれだけでプレイする価値があると言いたい。

2010年代前半のゲームにはシネマティックな大作が多く、アクションの操作性とカメラワークに問題を抱え「これなら映画を作ればいい」等の批判を受けた作品もあるが、明らかに「動かせる映画」でありながら今作は別次元の完成度でプレイヤーを魅了する。


ある意味定番の冒険活劇だがムービーシーンも含めて展開のテンポが実に小気味よくプレイの止めどころに困るほど。しかもプレイ画面とムービーシーンの継ぎ接ぎ感ゼロなのが最高だ。グラフィックが精細だとプレイヤーが進む必要のある方向が分かりにくくなる場合もある。今作はこの辺りの処理と調整も実に巧みでそれがプレイの没入感を高めているのもとても良い。プレイを止めたくないので体内時計にを当てにして「もうちょっとプレイしたら止めよう」などと遊んでいると何時間も経過しているから驚いてしまう。

狭いスペースでの周りを見回しながらのプレイ。または抜けの良い広いスペースでのアクションや戦闘。どちらにおいてもカメラワークが素晴らしくここまで気持ちよくプレイ出来るゲームは珍しいと感じる。ゲーム内で「クラッシュ・バンディクー」をプレイする遊び心も。なんと最高の仕事をしたスタジオは Naughty Dog だった。PS2のクラバン各作品は中毒性はあったがゲームデザインやレベルデザインに感動した覚えはない。今作はゲーム体験としてかなり完璧に近いものを見せてもらった。スタジオの熱意と技術に拍手を送りたい。

Steam のPC版はウルトラワイドに対応している。これ以上のグラフィックをワイドな視点でプレイするのは最高に違いない。購入決定だ!